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トップページ> 西湖スタッフが教えるアウトドアの知識 ~斧と鉈の違い~
2021年10月10⽇
焚き火が好きになると、自然と薪割りにも興味が出てくるもの
そうすると、やはり新しい道具が欲しくなるわけですが、
一般的に候補として挙がるのは「斧」か「鉈」のどちらかですよね
薪を割るのが目的なので、
「正直どっちでも、そんなに違いはないんじゃないか」
って自分も思っていましたが、実際使ってみると実は全然違うものなんです
-----------------『斧』の特徴-----------------
(斧と言っても、片手で持てる小型の手斧に限ります)
先ず、キャンプ場で売られているような薪を細かくするためなら、
手斧はその性能を充分に発揮します
斧はヘッドが重く厚みがあるので、
硬い薪や太い薪でも簡単に割ることができます
仮にうまく割れなくても、刃が薪に食い込めば、そのまま薪ごと叩きつけて割ることができます
イメージ的に斧は「叩き割る」感じなので、
多少刃先がなまくらでも、お構いなしに機能してくれます
その反面、細かいものを割ったり削ったりするのは苦手です
基本的には、ヘッドの重さを利用して振り下ろすので、
手元で細かな動作を求められると、やはり使いずらいです
-----------------『鉈』の特徴-----------------
基本的には、木を削ったり、細い枝を切り払うのに使います。
イメージ的に鉈は「切る」感じなので、細かい作業に向いていて、
細かい薪を割ったりするときに、その効果を実感できます
重量が重くはないのも、使いやすくてグッドですよね
ただ、やはり太い薪や硬い薪は割ずらかったり、割れないことがあります
針葉樹ならともかく、広葉樹の太薪を鉈で割るのはかなり手ごわいです。。
ちなみに、「両刃」「片刃」という違いがありますが、
初心者でも扱いやすいのは両刃の鉈です。
-----------------番外編として-----------------
二極化が進む薪割論戦に、待ったをかけるのが、
「キンクラ」ことキンドリングクラッカー
こいつは優秀過ぎて、いよいよ刃物を使う機会が減りそうです。。
こういった違いをきちんと理解することは大切ですし、
なにより世の男性キャンパーが新しいキャンプギアを購入する際には、
必ずといっていいほど奥様方への交渉・説得が不可欠ですよね
そんな時の説得材料に活用してみてはいかがですか
それでは、良いキャンプライフを
tomo
はじめてのキャンプ!